
実家への帰省は、美味しいごちそうの誘惑が多く、ダイエット中の方にとっては試練かもしれません。しかし、特別な道具や広いスペースがなくても、実家で気軽にできる運動はたくさんあります。今回は、帰省中に運動不足を解消し、体重コントロールを助ける簡単な運動を5つご紹介します。
【家事の合間に】
実家では、食事の準備や後片付け、掃除など、お手伝いをする機会が増えます。これらをトレーニングの一環と捉えましょう。例えば、掃除機をかける際に腰を深く落としてスクワットのような姿勢を意識したり、台所でつま先立ちをしてふくらはぎを鍛えたり。意識的に体を動かすことで、カロリー消費を増やせます。
【階段を利用】
もし実家に階段があるなら、これを使わない手はありません。階段の上り下りだけで、立派な有酸素運動になります。テレビを見ながら、またはちょっとした用事のついでに、いつもより回数を増やして上り下りしてみましょう。手すりにつかまれば、足腰に自信がない方でも安全に行えます。
【散歩やジョギング】
帰省先の近所を探索するのは、良い気分転換にもなりますし、運動にも最適です。新しい道やお店を発見できるかもしれません。家族や親戚を誘って一緒に出かけるのも良いでしょう。景色を楽しみながらのウォーキングや軽いジョギングは、脂肪燃焼に効果的です。特に食後の散歩は血糖値の急上昇を抑える効果も期待できます。
【自重筋トレ】
「筋トレ」というと大掛かりに聞こえますが、自分の体重を利用する自重トレーニングなら、どこでも行えます。例えば、腹筋、腕立て伏せ、スクワットなどは、畳一畳分のスペースさえあれば可能です。テレビCMの間や、夜寝る前の数分間をトレーニングの時間に充ててみましょう。毎日続けることが大切です。
【ストレッチ】
運動だけでなく、体の柔軟性を高めることもダイエットには重要です。ストレッチは血行を良くし、冷えの改善やリラックス効果も期待できます。特に帰省中の移動で疲れた体には効果的です。お風呂上がりや寝る前に、深呼吸をしながらゆっくりと全身を伸ばしましょう。
帰省中の忙しい中でも、ちょっとした工夫で運動の時間を確保できます。実家での楽しい時間を過ごしつつ、無理なくダイエットを続けましょう。

本記事はBLUEM代表の佐藤元紀が監修しています。新潟医療福祉大学健康科学部健康スポーツ学科卒。健康運動指導士、健康運動実践指導者の資格を取得し、豊富な指導経験と独自のトレーニング哲学で多くの顧客の理想的な体型維持をサポートしています。安心・正確な情報提供に努めています。





