
新しい年が始まると、心機一転してダイエットや筋トレに励もうと考える方は多いはずです。しかし、気合を入れて立てた目標が三日坊主で終わってしまうケースも少なくありません。成功の鍵は、無理のない計画とモチベーションを維持する工夫にあります。今回は、理想の体を手に入れるための具体的な目標の立て方を紹介します。
【現状の把握】
まずは今の自分の状態を冷静に見つめ直すことから始めましょう。体重や体脂肪率だけでなく、鏡に映る自分の姿や服のサイズ感を確認します。現在の数値を知ることで、理想とのギャップが明確になります。無理な減量幅を設定するのではなく、自分の生活習慣に合わせたスタート地点を決めることが大切です。
【数値の具体化】
目標には具体的な数字を盛り込むことが重要です。ただ痩せたいと願うよりも、半年で体重を数キロ減らす、あるいは週に数回はジムに通うといった期限と回数を決めましょう。数字に落とし込むことで日々の行動が明確になり、達成感を得やすくなります。達成可能な範囲で少しずつステップアップしていくのが継続のコツです。
【環境の整備】
意志の力だけに頼らず、自然と体が動くような環境を整えましょう。トレーニングウェアをあらかじめ用意しておくことや、冷蔵庫の中身をヘルシーな食材に入れ替えるといった準備が効果的です。また、周囲に目標を宣言することで適度な緊張感が生まれ、挫折を防ぐ抑止力になります。小さな変化を積み重ねることで、運動や食事管理が日常の一部へと変わっていきます。
【習慣の記録】
日々の活動を記録に残すことで、自分の成長を可視化しましょう。スマートフォンのアプリや手帳を活用して、食べたものや実施したトレーニング内容を書き留めます。数値に変化が現れない時期でも、継続しているという事実が自信に繋がります。記録を見返すことで自分の傾向が分かり、停滞期を乗り越えるためのヒントが見つかることもあります。

本記事はBLUEM代表の佐藤元紀が監修しています。新潟医療福祉大学健康科学部健康スポーツ学科卒。健康運動指導士、健康運動実践指導者の資格を取得し、豊富な指導経験と独自のトレーニング哲学で多くの顧客の理想的な体型維持をサポートしています。安心・正確な情報提供に努めています。





