【リバウンドを防ぐ睡眠とホルモンの関係】
ダイエットを成功させて太りにくい体をキープするためには、毎日の睡眠の質を高めて痩せやすくなるホルモンをしっかり分泌させることが必要です。食事制限や激しい運動を頑張っても、睡眠が不足していると体内のホルモンバランスが崩れてしまい、結果としてリバウンドを引き起こす原因になります。リバウンドしない体づくりには、日々の睡眠習慣を見直すことが一番の近道ではなく、とても大切な土台となります。
【睡眠不足がリバウンドを招く仕組み】
睡眠とホルモンの関係とは、眠っている時間の長さや質の良さが、食欲や代謝をコントロールする体内の化学物質の働きに直接影響を与える仕組みのことです。私たちの体の中では、満腹感を感じさせるレプチンと、食欲を高めるグレリンという2つのホルモンがバランスを取り合っています。寝不足になると、食欲を抑えるレプチンが減ってしまい、逆に食欲を刺激するグレリンが増えてしまいます。このホルモンの乱れによって、起きている間に強い空腹感を感じたり、甘いものや脂っこいものが食べたくなったりして、結果的に食べすぎてリバウンドしてしまいます。また、寝ている間に分泌されて筋肉を育てたり脂肪を分解したりする成長ホルモンも、睡眠不足によって減ってしまうため、太りやすい体になってしまいます。
【痩せ体質を作るための睡眠行動】
毎日の中で意識して実践したい、睡眠の質を上げてホルモンバランスを整えるための行動です。
①:朝起きたらすぐに太陽の光を浴びる
・朝の光を浴びることで体に一日のスタートを知らせて、夜に眠くなるホルモンのメラトニンが作られやすくなります。
②:寝る前の2時間はスマートフォンを見ない
・画面から出る強い光は脳を興奮させてしまうため、睡眠の質が落ちて成長ホルモンの分泌が減ってしまいます。
③:夕食は寝る3時間前までに済ませる
・胃の中に食べ物が残ったままだと、寝ている間も消化活動が続いてしまい、深い睡眠がとれなくなります。
④:毎日同じくらいの時間に布団に入る
・平日の夜も休日の夜も寝る時間を一定にすることで、自律神経が整い、痩せるホルモンが分泌されやすくなります。
【Q&A:睡眠とダイエットに関するよくある質問】
Q:短い睡眠時間でも昼寝をすればホルモンのバランスは戻りますか?
A:昼寝で一時的な眠気はすっきりしますが、夜の深い睡眠の代わりにはなりません。脂肪を分解する成長ホルモンは夜の深い睡眠時にまとまって分泌されるため、夜にしっかりと睡眠時間を確保することがリバウンド防止には欠かせません。
Q:休日に寝だめをすれば平日の寝不足を取り返せますか?
A:休日に長く寝すぎると体内の時計がずれてしまい、平日の夜に眠れなくなる原因になります。ホルモンのバランスを保つためには、毎日同じリズムで寝ることが効果的です。
【質の良い睡眠で手に入れる太らない体】
リバウンドをしないためには、食事や運動と同じくらい、毎日の睡眠を大切にすることが必要です。睡眠不足は食欲をコントロールするホルモンを乱れさせ、気付かないうちに食べすぎを引き起こす原因になります。まずは朝に光を浴びることや、寝る前のスマートフォンの使い方を見直すなど、できることから始めてみてください。しっかり眠る習慣を身につけることが、健康的に今の体型を維持していくための確実なステップになります。

本記事はBLUEM代表の佐藤元紀が監修しています。新潟医療福祉大学健康科学部健康スポーツ学科卒。健康運動指導士、健康運動実践指導者の資格を取得し、豊富な指導経験と独自のトレーニング哲学で多くの顧客の理想的な体型維持をサポートしています。安心・正確な情報提供に努めています。





