【懸垂ができない人が最初に行うべき練習】
懸垂が1回もできない人が最初に取り組むべきことは、ぶら下がりと斜め懸垂です。自分の体重を支える感覚を掴み、背中の筋肉を段階的に鍛えることが成功へのいちばんの近道になります。
【なぜ最初の1回がそれほど難しいのか】
懸垂ができない理由は、自分の体重に対して背中や腕の筋力が足りていないからです。懸垂とは、バーを掴んで体全体を真上に引き上げる運動のことを言います。普段の生活では使わない背中の大きな筋肉を同時にたくさん動かす必要があるため、運動に慣れていない人にとってはハードルが高くなります。まずは負荷の軽い運動から始めて、必要な筋肉を少しずつ育てていく必要があります。
【初心者におすすめのステップアップ運動】
①ぶら下がりキープ
まずは鉄棒をしっかり握り、足を地面から離して15秒から30秒ほどぶら下がります。握力と体重を支える感覚が身につきます。
②斜め懸垂
低い鉄棒を使い、かかとを地面につけた状態で体を斜めにして行う懸垂です。足の支えがあるため、筋力が少なくても背中の筋肉を意識して動かせます。
③ネガティブ懸垂
ジャンプして鉄棒の上にアゴを出した状態を作り、そこから5秒ほどかけてゆっくりと体を下ろしていく練習です。筋肉を伸ばしながら力を出す訓練になります。
【Q&A:懸垂の練習に関するよくある質問】
Q:毎日練習したほうが早くできるようになりますか?
A:毎日やる必要はありません。筋肉を休ませる時間が必要なので、2日から3日に1回のペースで練習するのが効果的です。
Q:体重が重いと懸垂は不利になりますか?
A:体重が重いほうが持ち上げる負荷が大きくなるため難易度は上がります。まずは斜め懸垂などで筋力をつけつつ、体重の管理も合わせて行うと効果が出やすいです。
【目標の1回を達成するために大切なこと】
懸垂は難易度が高い運動ですが、正しい順番で練習すれば誰でもできるようになります。まずは週に2回から3回、ぶら下がりや斜め懸垂を無理のない範囲で続けてみてください。少しずつ背中の筋肉が鍛えられて、数ヶ月後には綺麗なフォームで1回ができるようになります。

本記事はBLUEM代表の佐藤元紀が監修しています。新潟医療福祉大学健康科学部健康スポーツ学科卒。健康運動指導士、健康運動実践指導者の資格を取得し、豊富な指導経験と独自のトレーニング哲学で多くの顧客の理想的な体型維持をサポートしています。安心・正確な情報提供に努めています。





