【糖質を味方にしてリバウンドを防ぐ秘訣】
ダイエットをするときに糖質を完全に抜いてしまう人がいますが、実は逆効果です。糖質を敵だと思わずに正しく付き合うことが、リバウンドせずに健康的な体を作るための大切な考え方になります。食事から糖質を適量とることで、筋肉を減らさずに効率よく脂肪を燃やすことができます。
【糖質の正体と制限が逆効果になる理由】
糖質とは、私たちの体や脳を動かすための大切なエネルギー源です。ご飯やパン、麺類、果物などに多く含まれています。糖質を極端に減らしてしまうと、体はエネルギー不足を感じて、代わりに筋肉を分解してエネルギーを作ろうとします。
筋肉が減ると、何もしなくても消費されるエネルギー(基礎代謝)が落ちてしまいます。その結果、食事を元の量に戻したときに、エネルギーを消費しにくい体になっているため、以前よりも太りやすくなります。これがリバウンドが起こる仕組みです。また、エネルギーが足りないと脳が飢餓状態だと判断し、脂肪をため込みやすい体質に変わってしまうことも理由の一つです。
【痩せるための糖質の摂り方】
①食べる順番を意識する
最初に野菜や海藻などの食物繊維を食べることで、糖の吸収がゆっくりになり、太りにくくなります。
②未精製の穀物を選ぶ
白米よりも玄米、白いパンよりも全粒粉パンを選ぶと、食物繊維やビタミンも一緒に摂れるのでおすすめです。
③活動量に合わせて食べる
朝食や昼食など、これから動く時間帯に糖質をしっかり摂り、夜寝る前は少し控えめにすると効果的です。
④たんぱく質と一緒に摂る
肉や魚、卵などのたんぱく質と一緒に食べることで、筋肉の維持を助け、代謝を保つことができます。
⑤よく噛んでゆっくり食べる
しっかり噛んで食べることで、脳に満腹の信号が届きやすくなり、食べすぎを防ぐことができます。
【Q&A】糖質制限に関するよくある質問
Q:夜に炭水化物を食べると太りやすいというのは本当ですか?
A:夜は昼間に比べて活動量が少ないため、食べたエネルギーが余りやすいのは事実です。夜を全く抜く必要はありませんが、朝や昼にしっかり食べて、夜は少し量を減らすなどの工夫をするとリバウンドしにくくなります。
Q:お菓子の糖質とご飯の糖質は何が違うのですか?
A:お菓子に含まれる砂糖などの糖質は吸収がとても速く、脂肪になりやすい性質があります。一方で、ご飯などに含まれる糖質はゆっくり吸収されるため、腹持ちがよく、ダイエット中のエネルギー源として適しています。
【糖質を正しく摂りリバウンドを防ぐ要約】
リバウンドを防ぐためには、糖質を完全にカットするのではなく、質と量を考えて食べることが重要です。糖質は筋肉を動かし代謝を維持するために欠かせない栄養素であることを忘れないようにしましょう。野菜から食べる習慣をつけたり、玄米などの茶色い炭水化物を選んだりすることで、満足感を得ながら健康的に痩せることができます。無理な我慢をせず、体に必要なエネルギーを正しく取り入れることが、理想の体型を長く保つためのポイントです。

本記事はBLUEM代表の佐藤元紀が監修しています。新潟医療福祉大学健康科学部健康スポーツ学科卒。健康運動指導士、健康運動実践指導者の資格を取得し、豊富な指導経験と独自のトレーニング哲学で多くの顧客の理想的な体型維持をサポートしています。安心・正確な情報提供に努めています。





