
ダイエット中でも無性にチョコレートが食べたくなることがあると思います。我慢しすぎるとストレスになり、かえって過食につながることも。賢くチョコレートを選び、食べ方を工夫すれば、ダイエットを妨げずに楽しむことができます。
【選び方】
ダイエット中にチョコレートを選ぶ際の最重要ポイントは、カカオ含有量です。カカオ含有量が70%以上のハイカカオチョコレートを選ぶようにしましょう。
カカオに含まれるカカオポリフェノールには、抗酸化作用や血圧を下げる効果、さらには脂肪の蓄積を抑える効果が期待されています。また、ハイカカオチョコレートは一般的に砂糖の量が少なく、カカオの苦味があるため、少量で満足感を得やすいというメリットもあります。
原材料表示も確認し、カカオマスやカカオバターが上位に記載されているものを選ぶと良いでしょう。逆に、砂糖や植物油脂が多く含まれているものは避けるのが無難です。
【食べる時間】
チョコレートを食べるタイミングも重要です。血糖値の急激な上昇は脂肪を蓄積しやすくするため、食前や食間に食べるのがおすすめです。
食前に少量食べることで、満足感が得られ、食事の食べすぎを防ぐ効果が期待できます。また、活動量が多い日中に食べることで、カロリーが消費されやすくなります。寝る直前はエネルギーとして消費されにくいため、避けるようにしましょう。
【食べる量】
どんなにヘルシーなチョコレートを選んでも、食べすぎは禁物です。ハイカカオチョコレートであってもカロリーと脂質は含まれています。
1日に食べる量は、約25gまでを目安にしましょう。板チョコレートの約半分程度です。この量を一度に食べるのではなく、数回に分けて少しずつ食べるのが理想的です。カバンに入れておき、小腹が空いた時や集中したい時などに、一かけらだけ食べるようにしましょう。
【食べ方】
おすすめで温かいノンカフェインの飲み物と一緒に食べることです。温かい飲み物はリラックス効果を高め、満腹中枢を刺激しやすくする効果があります。
ダイエット中のチョコレートは、正しい知識と食べ方の工夫さえあれば、決して我慢するものではありません。ハイカカオチョコレートを上手に取り入れ、ストレスなくダイエットを続けていきましょう。

本記事はBLUEM代表の佐藤元紀が監修しています。新潟医療福祉大学健康科学部健康スポーツ学科卒。健康運動指導士、健康運動実践指導者の資格を取得し、豊富な指導経験と独自のトレーニング哲学で多くの顧客の理想的な体型維持をサポートしています。安心・正確な情報提供に努めています。





