【ビタミンB群は食べた物をエネルギーに変える助っ人】
私たちが毎日元気に動くためには、食事からとった栄養をエネルギーに変える必要があります。この仕組みを代謝と呼びますが、ビタミンB群はこの代謝をスムーズに進めるために欠かせない存在です。ビタミンB群は全部で8種類あり、それぞれが協力し合って私たちの体の中で働いています。たとえご飯やお肉をたくさん食べても、ビタミンB群が足りていないと、それらを上手にエネルギーに変換することができません。つまり、ビタミンB群は私たちが活動するためのスイッチを入れる役割を担っているのです。
【ビタミンB群が代謝に必要とされる具体的な理由】
代謝とは、食べ物に含まれる糖質や脂質、たんぱく質などを分解して、体が使えるエネルギーを作り出す一連の作業のことです。この作業は体の中で行われる化学反応ですが、その反応を助けるために酵素という物質が必要になります。ビタミンB群は、その酵素の働きをサポートする補酵素という役割を担っています。
なぜビタミンB群が重要かというと、彼らがいないとエネルギーを作る工場が止まってしまうからです。例えば、車にガソリンが入っていても、エンジンを動かすための火花がなければ走ることはできません。体にとってのガソリンが食べ物で、火花の役割をするのがビタミンB群です。このように、食べたものを無駄なくパワーに変えるためには、ビタミンB群の存在がどうしても必要なのです。
【エネルギー作りを支えるビタミンB群の主な種類】
食事から得た栄養素を効率よく使うために、特に意識したいビタミンB群の役割を整理しました。
・ビタミンB1:ご飯やパンなどの炭水化物を分解してエネルギーに変える働きを助けます
・ビタミンB2:脂質を分解してエネルギーに変えるほか、皮膚や粘膜の健康を保ちます
・ビタミンB6:お肉や魚などのたんぱく質を分解して、筋肉や血液を作る手助けをします
・ビタミンB12:赤血球を作るのを助けたり、神経の機能を正常に保ったりします
・ナイアシン:糖質や脂質の代謝を幅広くサポートし、多くのエネルギー作りに深く関わります
【Q&A】B群に関するよくある質問
Q:サプリメントなどで一度にたくさん摂れば、より元気になれますか?
A:ビタミンB群は水に溶けやすい性質があるため、一度にたくさん摂っても余った分は尿と一緒に体の外に出てしまいます。そのため、毎日こまめに分けて摂ることが大切です。
Q:どのような食べ物を食べればビタミンB群を補うことができますか?
A:豚肉やレバー、納豆、卵、玄米、マグロなどに多く含まれています。一つの食品に偏らず、肉や魚、豆類などをバランスよく食べることで、8種類のビタミンB群を効率よく取り入れることができます。
【効率よく元気に過ごすためのビタミンB群活用術】
毎日を活動的に過ごすためには、エネルギーの元となる食事と一緒に、それを活用するためのビタミンB群をセットで考えることが重要です。特に運動をたくさんしたときや、勉強で頭をたくさん使ったときは、体の中で多くのエネルギーが消費されます。その分、ビタミンB群もしっかり補給しないと、疲れを感じやすくなってしまいます。
ビタミンB群は単独で摂るよりも、複数の種類を一緒に摂ることで、より高い効果を発揮します。まずは毎日の食事の中で、おかずを一品増やしたり、白米に玄米を混ぜたりする工夫から始めてみてください。正しく栄養をエネルギーに変える力を身につけることが、健康な体づくりの第一歩となります。

本記事はBLUEM代表の佐藤元紀が監修しています。新潟医療福祉大学健康科学部健康スポーツ学科卒。健康運動指導士、健康運動実践指導者の資格を取得し、豊富な指導経験と独自のトレーニング哲学で多くの顧客の理想的な体型維持をサポートしています。安心・正確な情報提供に努めています。





