【体の硬さに合わせて少しずつ伸ばす】
ストレッチは、床に手が届くかなどを競うものではありません。体が硬いと感じる人も、痛みのない範囲を確かめながら始めるのがおすすめです。
今回は、自分で筋肉を伸ばして止まるストレッチの始め方を紹介します。
【静かな動きで筋肉を伸ばすストレッチ】
筋肉をゆっくり伸ばし、その姿勢を保つ方法を静的ストレッチといいます。反動で深く曲げる方法とは異なり、伸びている場所と体の感覚を確かめながら行います。
硬さには個人差があるため、お手本と同じ角度まで曲げようとする必要はありません。
【最初に覚えたい伸ばし方と進め方】
① 安定した姿勢を作る。
例えば、ふくらはぎなら壁に両手をつき、足を前後に開きます。後ろ足のつま先を前へ向け、かかとを床につけて、前の膝をゆっくり曲げます。
② 痛くない位置で止める。
後ろ足のふくらはぎが気持ち良く伸びる範囲で、20秒程度を目安に保ちます。息を止めず、反動をつけないようにしましょう。
③ 左右を変えて感覚を確かめる。
ゆっくり元に戻してから足を入れ替えます。左右で硬さが違っても、同じ深さにそろえず、それぞれの伸び方に合わせましょう。
【ストレッチの始め方でよくある質問】
Q:痛いほど伸ばした方が良いですか?
A:痛みを我慢して伸ばすのはおすすめしません。気持ち良く伸びる範囲に戻し、痛みが続く場合は中止しましょう。
Q:最初から全身を伸ばす必要がありますか?
A:一度に全身を行う必要はありません。まずは一つの部位で動き方を覚え、生活の中で続けやすい時間を選びましょう。
【深く曲げることより体の感覚を大切に】
最初は、どの場所が伸びているかを感じることから始めましょう。昨日との角度の違いを追うより、その日の状態に合わせて丁寧に行うことが大切です。

本記事はBLUEM代表の佐藤元紀が監修しています。新潟医療福祉大学健康科学部健康スポーツ学科卒。健康運動指導士、健康運動実践指導者の資格を取得し、豊富な指導経験と独自のトレーニング哲学で多くの顧客の理想的な体型維持をサポートしています。安心・正確な情報提供に努めています。





